梅雨とカギ
明石市魚住町の戸建て住宅へ玄関のカギの修理に伺いました。
5年ほど前に他店で交換して貰ったディンプルシリンダーですが、キーを刺しても回りにくく困っているとのことでした。前から不調気味だったのが最近特にひどくなったそうです。
キーがなかなか回らないのはカギ穴の摩耗や、ゴミ、ホコリ等がカギ穴の中に貯まってしまうのが主な原因です。
キーの摩耗や変形も原因になりますが、きれいなキーでもだめでしたのでカギ穴の分解清掃を試すことにしました。
分解しますと、中に結構な量のゴミがたまっていましたが、ひどい摩耗は見られませんでした。洗浄後、日本ロックセキュリティ協同組合が開発・販売しているカギ穴専用の潤滑剤を吹き付けてから元に戻して調子をみるとスムーズに動くようになりました。まだ5年ほどの使用歴でありますし今回は修理で済ますことにしました。
お客様に試していただくと軽く回るようになり喜んで頂けました。
この度はご依頼頂きましてありがとうございました。
ディンプルシリンダーは昔のカギに比べると非常にデリケートな面があり、摩耗やホコリで不調になりやすいです。特に梅雨の季節や台風などで湿気が多くなるとひどくなりやすいです。今回も経年での不調に雨続きでの湿気が影響したと思います。
カギが回りにくい等の不調はキーの折れ込みや、完全に回らなくなり家に入れないなどの大きなトラブルにもつながります。早めの対処をお勧めします。